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ぼっちゃんの夢とわたしの近況
2013年03月28日 (木) | 編集 |
視覚障害者支援担当の中村真規です。
皆様、こんにちは。

間もなく3月も終わり、同時に2012年度も終わります。
そして新年度(2013年度)がスタートします。

人事異動・職場の席替え・転職・入学・転校などバタバタした中で、皆様も新しい年度を迎えられるのではないでしょうか?
別れと出会いの季節であることを実感する今日この頃。

京都府をはじめ各地の視覚特別支援学校(盲学校)にも大学を卒業されたばかりの先生がいらっしゃると伺いました。
これから、視覚障害教育の向上と充実の為に精一杯頑張って頂きたいと思います。

そう言えば、社会福祉法人京都ライトハウスの情報ステーションが発行するデジタル録音図書「京まる」の中で、盲学校の先生によって執筆された『ぼっちゃんの夢 ~とりい・とくじろう物語~』のお話の連載が、今年の4月からスタートするそうです。
この連載の主なコンセプトは「鳥居篤治郎氏を、子どもたちに語り伝える」とのことですが、子ども達だけでなく保護者の方や、視覚に障害を持つ方の教育・福祉に携わる方にもぜひ読んで頂きたいとのことでした。

鳥居篤治郎氏は1894年8月生まれ(1970年9月に逝去)で、視覚障害者の教育と福祉に大きく貢献した人物です。
京都府立盲学校で理療科教育の推進役として腕をふるったり日本で唯一の専攻科普通科を同校に設けたりしたほか、京都ライトハウスを創設(理事・初代館長に就任)するなどの功績を残しました。

「盲目は不自由なれど盲目は不幸にあらずとしみじみ思ふ」という、目が見えなくても前向きに活きていくことを謳った篤治郎氏の言葉は、その重みを感じると共に、わたし達も忘れてはならない生き方の指針、そして目指すべき人生の目標であるように思います。

あ、真面目に熱く語ってしまいましたね。
ブログという場でこうやって語るのも久しぶりのことです。(^^ゞ

さて、ここから本題のお話というのも長くなりますので、今回は簡潔な情報提供をさせて頂きます。

最近、県外にお住まいの方からわたし宛に「目は不自由ではありませんが、PCの画面に表示された文章を読むと、目がかなり疲れてしまって大変で… 何か良い知恵はありますか?」といったご質問を頂きました。
どうやら研究室のホームページを見て連絡を下さったようです。

そこでお話をお聞きし、今回はNVDA日本語版VAMSE for Usという2つのソフトウェアを紹介しました。

NVDAとは、合成音声でパソコンの画面を読み上げてくれるオープンソースのソフトウェア(つまりスクリーンリーダー)です。
世界でユーザーが増加しているソフトウェアでして、今回ご紹介したのがその日本語版になります。

VAMSE for Usとは、ウィンドウズ上で軽快に動作するテキストエディタ(ウィンドウズに入っているメモ帳のようなソフト)で、主に文字の読み書きに使うものです。
Vision Assistance Mode Simple Editorの略で VAMSE(ヴェイムス)といいます。
特長として、ロービジョンの方が読み書きの際に、画面の文字ができるだけ視認しやすいように、初期の画面は背景の色が黒で文字の色が白(白黒反転)になっています。
文字も大きくできるので、晴眼者の方でも目が疲れにくいのではないかと思いました。

それでは、また来週♪


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