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平成28年視覚障害者支援者研修会
2016年12月14日 (水) | 編集 |
視覚障害者の支援者研修会が行われました

プラザブログをご覧の皆様こんにちは。
視覚障害当事者相談員の中村忠能です。

12月14日に視覚障害者の支援者研修会が行われました。
以前から視覚障害者に関わってこられた方、今後同行援護として視覚障害者に関わろうとされている事業所の方、視覚障害者の方と関わる機会がありどのように対応していけばいいか考えられている方、色々な思いを持たれた4名の方にご参加頂きました。

始めに自己紹介を全員で行い、私が30分程度自分の日常生活について、便利グッズ(日常生活用具制度を利用した製品と百均の製品など)や白杖の利点(相手に視覚障害者と分かってもらえる、足元の状況が分かって安全など)、視覚障害者の方が危険な状態にある時の声かけ(咄嗟の場合つい「ただ危ない」と言ってしまいがちですが、それだけだと誰が危ないのか分からないので、具体的に例えば「視覚障害者の方(白杖や盲導犬を持たれている方)危ないですよ」と言って頂けると助かります)等についてお話をさせて頂きました。受講者の方からの質問で、「お茶を入れる時には容器はどんなものがいいですか?」という素朴で、これまで私自身聞かれたことがない、なるほどなという質問を受ける等、私自身勉強になりました。(ちなみに私はマグカップ派です。)

 その後、視野障害体験グッズ、サインガイドを手作りで作成しました。専用のものを購入するのも1つの方法ですが、百均等の材料を用いて簡単に作成できるものもあることを理解して頂けたと思います。

 作成していただいた視野障害体験グッズ、視力障害体験ゴーグル、アイマスクを用いて、お弁当を食べたり、支援者側としてお弁当の説明を行う体験を行いました。お弁当の敷居を利用したり、左から順番に1段ずつ説明したり、箸で確認してもらいながら説明する方法等があること、醤油等を掛けるかどうか、嫌いなものを取り除くかどうかは相手に聞く、アレルギーがあるもの等を確認する等も必要という説明が神屋歩行訓練士より行われました。皆さんうまく説明され、色々な見え方を試しながらお弁当を食べられていました。なかなか箸で掴んでいることが分からない、ものの大きさが分かりづらいなどの感想が出ていました。

 午後からは視覚障害に関する説明が行われました。障害等級の話、視力障害と視野障害について、見え方は人それぞれ違い、見やすいものもそれぞれという説明が行われました。視覚障害といえば、大きくすれば見やすいかというイメージがありますが、そうとは限らない(特に視野障害では)、どういったものが見やすいか、どういったことが必要化は支援者とその当事者と相談しながら決めていくということが大切です。
続いて手引き歩行の説明が行われました。まずは安全第一。基本は支援者の肘を当事者がコップを掴むように持ち、肘から伝わる情報や動きで視覚障害者が付いていく形になります。身長差がある場合は肩や手首を持つことがあります。支援者と当事者の幅と高さが確保できるように歩くこともポイントです。言葉での説明や会話を楽しむことも必要です。
説明後、実際に通常時、狭い所、会談の上り、エレベーターの利用の手引き歩行をペアになり、片方が当事者役で片方が支援者役で交代しながら体験して頂きました。始めのほうは当事者側も支援者側も不安そうにされていましたが、後半では信頼関係もでき不安感も減っていたようでした。
手引き歩行体験の途中1階のプラザで、拡大読書器やプレクストークやデイジー図書、シネマデイジーについて、実際に機器を用いて説明が行われました。

最後に、支援者と当事者が相談しながら進めていく、コミュニケーションが大事というまとめが行われました。

機器や手引き歩行の方法も時代によって変わる中、縁を大事にお互いに連携していく必要を感じた支援者研修会でした。
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