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2018年2月の視覚障害者のつどい(防災について)報告
2018年02月16日 (金) | 編集 |
プラザブログをご覧の皆様こんにちは。
視覚障害当事者相談員の中村忠能(なかむら ただやす)です。

2月15日に視覚障害者のつどいを行いました。参加者は視覚障害のある方18名、
ご家族1名、支援者10名、プラザ職員4名の計33名で行いました。今回初めて参加
された方もおられました。

まず始めに参加者の自己紹介。お名前とお住まいの区、そして今月のトピックとして
「我が家の防災・備えていること」について話して頂きました。
参考になる内容なので、一部を紹介しますね。

 ・水を溜めている。
 ・自宅内に消火器や火災報知機を備えている。
 ・料理の時に袖に火が付かないように注意している。
 ・最近のガスコンロは温度がある程度上がると自動的に止まるという体験をした。
 ・防災グッズを色々な所に置いているので纏めたい。
 ・自宅が火元にならないように注意している。
 ・火事にならないよう、出かけるときはガスの元栓を閉める。
 ・いつでも逃げられるようにしている。
 ・高いところに物を置かないようにしている。
 ・防災セットを購入したので、セットの中の水や保存食の賞味期限に注意したい。

また「自宅の目の前の家が火事になった時にパニックになり、日頃から訓練が必要だと
思った」という貴重な体験談も聞かせて頂きました。

DSC00343s-.jpg
写真は視覚障害者向けの防災セットです。今回ご紹介しました。

続いて情報提供コーナーです。
この「つどい」から派生した「あいフレンズ北九州」よりイベント報告と今後の予定が紹介
されました。1月25日に予定していた宗像へのバスハイクは雪のため残念ながら中止
だったそうです。2月22日の大宰府方面へのバスハイクは大人気で、既に定員一杯
だそうです。3月22日はウェルとばたで、次年度の企画を参加者全員で話し合うそう
です。また当日は身体障害者手帳の中に書かれていることをみんなで確認しよう、という
企画もあるそうです。

続いてプラザからの情報提供です。
3月2日にコムシティ内の西部障害者福祉会館 料理講習室で行う「視覚障害者のつどい」
の参加者募集をしました。内容はIHクッキングヒーターをなどを利用した調理体験と試食会
で、募集定員10名程度ですが、準備のため事前のお申し込みが必要です。
またそろそろ年度末ということで、次年度の中途視覚障害者緊急生活訓練事業への
利用申請方法についてお知らせもしました。これまでは年度が変わったら区役所の窓口
での利用申請が必要でしたが、窓口まで行くのは大変というみなさんからのご要望に
お応えし、今年度から継続参加の方はつどいに参加して頂くことで訓練申し込み受付を
行っております。
またプラザの入り口に設置されている室内用の誘導路「歩導くん」について、メーカー
からの依頼で、利用したことのある当事者の方に意見や感想をお聞きしました。
でこぼこがもう少しほしい、素足で歩く所にはいいかもしれないが靴底がぶ厚いと
分かりづらいかもしれない、白杖で分かりづらかった、蛍光塗料を塗ると分かりやすくなる
かもしれない、つるつるの床に対してゴムの引っ掛かりがあって分かりやすかった、等の
意見を頂きました。

続いて体操を行いました。脇腹や腰のストレッチ、足の後ろ上げと横上げ、足首回し、
最後に深呼吸で、後半の避難訓練の準備万端です!

つどいの後半は、本日のメインテーマ「防災に備える」です。
最初に、プラザ職員から防災に関するクイズを出しました。プラザの入っている建物
アシスト21についての問題が3問、日本盲人会連合 用具購買所で販売中の防災
セットに関する問題が1問、避難訓練時のルートに関する問題が1問出されました。
なんと全問正解の方が1名おられました!

そして、いよいよ障害福祉センターの職員の支援を受けながらの避難訓練開始です。
昨年度はベランダに逃げて助けを呼ぶ想定で行いましたが、今年度は2年前と
同じように3階から1階まで階段を降りて避難する想定で行いました。2年前に比べる
と時間が掛かってしまいましたが、皆さんゆっくり確実に階段を降りて避難されて
いました。怪我もなく無事に全員避難完了!

DSC00345s-.jpg
写真は避難訓練の様子です。

その後、3階に戻り、避難訓練の感想をお伺いしました。いくつかご紹介します。

 ・ヘルパーさんが付いていてくださったので良かった。
 ・ためになった。
 ・慎重に階段を下りる練習になった。
 ・声を出し合って歩くと、どれくらい前に人がいるのかが分かってよいのでは。
 ・明るい服を着ると目だっていいかもしれない。
 ・足がすくんで心臓がどきどきした。
 ・階段を降りるのがどきどきした、難しい。
 ・訓練をして良かった。
 ・普段階段を使うときは内側を降りることが多い。
 ・自分が何階にいるかが分からなかった。
 ・建物によって踊り場の数も違うので難しい。
 ・降りるのを頑張りましたが手間取って難しかった。
 ・自宅が3階なので、心がけたいと思った。
 ・手すりの形が掴みやすくて良かった

等のご意見を頂きました。
今後の参考になる訓練となりました。皆さんや職員への指示の仕方等、
検討したいと思います。

最後に、日本ロービジョン学会が作成した防災に関するチラシの紹介と配布を行い、
防災に関する意識が高まった所で2月のつどいを終わりました。

新しい発見が沢山の視覚障害者のつどいです。北九州市総合保健福祉センター
(アシスト21)3階で毎月実施しています。次回のつどいは3月15日です。
メインは「今年度のまとめと次年度のつどいについて」を予定しています。
また3月2日の西部障害者福祉会館でのつどい(調理体験と試食会)も参加者
募集中です。

つどいは見学も出来ますので、ご興味のある方はプラザの視覚障害者支援
グループまでお気軽にご連絡ください。
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